年間経費の安いタイヤ

タイヤ環境を考えたエコドライブが脚光を浴び、さらには人命を奪う飲酒運転者を徹底的に撲滅しようという意識が高まり、安全な自動車社会になりつつあるが、それでも安全性がさらに向上する年間経費の安いタイヤはなぜか選ばれない。

年間経費の安いタイヤをAランクとするならば、初期費用だけ安いタイヤはDランク、この中にAランクに準ずるB・Cランクが存在するので合計4段階のランクに分けられる。今の自動車社会でもっとも装着されているタイヤの平均ランクはBランクにとても及ばないCランク程度、他の業態のように購買層に極端に格差があってAランクを使用するドライバーが数多くいればまだ救いようがあるが、CとDランクを選ぶ者が圧倒的に多い悲惨な現状に陥っている。つまり年間経費の安いタイヤは選ばれていないのである。

タイヤの場合は試着というものができないため、どんなにすすめても聞き流すドライバーが多くいるが、家族の命や安全性を再優先に考えているのならばAランクのタイヤを一度は装着して進化をぜひ肌で感じとっていただきたい。タイヤメーカーも専門書と化したタイヤカタログをもう少し女性ドライバーでもわかりやすい内容に変える努力も必要である。今のカタログでは誰のために作成しているのかわからない。公平な統一基準を設けながらAランクのタイヤが選ばれる自動車社会にしていくのが一番望ましいことだと考える。