きんかくしの謎

トイレきんかくしについて考えたことがあるだろうか。きんかくしとは和式トイレの前の方についている覆いのこと。実はこれが謎に満ちているのだ。しゃがみ式のトイレは日本だけでなく、アジアや中近東などでも見られる。しかしきんかくしはもともと日本生まれのもので他の国ではほとんど見られない。

これはいったい何故だろう。きんかくしがもともと何のためにあったかについては今も謎なのだ。トイレメーカーによれば、きんかくしはオシッコが飛び散ってまわりを汚さないように、便器を覆うためにあるという。しかしそれなら外国にあまり見られないのは何故だろう。

昔の日本のトイレには前の壁の下の方にゴミの吐き出しようの小窓が開いていたため、そこから槍でつかれないように衝立をもうけたという説、外から覗かれないように建てたという説もある。しかし小窓が開いていない今のトイレにもきんかくしはある。

平安時代には身分の高い人たちが着物を汚さないように裾をかけておく、ついたてのようなものがあったという。しかしこれはお尻のほうに立っていた。