注文住宅を建てる難しさ

注文住宅注文住宅は施工主の好きなように建てられるものです。しかし、施工主は建築に関して所詮は素人であることを忘れてはいけないと思います。かといって住宅会社にお任せでは注文住宅の意味がないし住宅会社が必ずしも毎日の生活に適切な間取りにしてくれるとは限らないからです。私は注文住宅の間取りを考える際、いろいろな本を読みました。もっとも私の心をとらえたのは、風通しや遮光、動線といった毎日住むのに必要不可欠な基本的な要素を明確な理由と共に示してくれたある設計士の著書でした。

高温多湿な日本住宅にとって風通しはとても重要であること、人間はS字のような動きは負担がかかるので、内の動線は直線かカーブがよい、ということなど。著者の考える間取りは実にシンプル。ムダのない間取りだったと思います。さらに、体に優しい建築素材のことも載っていて、本当に勉強になりました。これを基に住宅会社にいろいろと提案し、妥協した面もありましたが、まあ、満足のいく家を手に入れることが出来たと思います。それにしても家を建ててみて、注文住宅の難しさを実感しました。一番いいのは信頼できる建築士のいる工務店に頼むことかもしれません。もちろん、どの住宅会社にも建築士はいるのですが、動線が動きづらい間取りのチラシをけっこう見ますから。