大好きで通いつめた思い出の居酒屋

izakaya1数年前まで一人暮らししていたのですがそこでよく通っていた居酒屋さんがありました。友達に教えてもらったその居酒屋は自分だったら間違いなく入らないような古ぼけた外観をしていました。五十代のサラリーマンがふらっと一人で通いつめるような感じです。二十代の私なんかが入っても良いのだろうかと、まず思ってしまったお店でした。中に入ると一階はカウンターで二階は畳の座敷です。意外とこういう個人のお店だから美味しいのかもしないなと思いながら、注文をしました。届いた料理を食べてみると、これがもう絶品なんです。

家庭料理だけど、家庭料理では美味し過ぎる!優しい味付けで普段なら絶対思わないのですがまさに心に沁みる、そんな料理の数々でした。美味しくって感動した私はすぐに当時付き合っていた彼氏にもそのお店を紹介しました。そして、二人でしょっちゅうその居酒屋に通いました。美味しい料理とお酒、大好きだった彼氏…。その彼と別れてからは行かなくなってしまい、その町からも引越ししてしまったのでその居酒屋が今あるのかどうかよく分かりません。でもその居酒屋の料理を今でも覚えているし、思い出すとほっこりします。優しい味と共に思い出す彼の思い出はちょっぴり切ないのですが…懐かしいなぁとしみじみと思い出すのでした。