車の修理は店の利益を圧迫する

car-repair-01晴れて大学生になる前に免許を取っておこうと教習所に通いました。とんとんとステージをクリアして卒検も無事通過、学科試験も合格して入学前に何とか間に合いました。
しかし免許は取ったものの実際に路上に出ることもなく、運転は勿論、事故も車の修理など実践的なことは何も経験する機会がないまま家を離れました。
都会に出て学生生活を送り就職したら東北の地方都市で働くことになりました。そしていきなり外に営業に出ることになりました。免許を取得してから4年まるで運転していません。教習所で教官の方を乗せて数回路上を走行した以外走ったことが無いのです。私は生まれて初めて人生に不安というものを覚えました。
店長にその事を話しましたら「大丈夫だよ、大丈夫大丈夫」で済んでしまいました。お客様のリストを渡され新人としての挨拶と、パンフレットの配布が最初の仕事となりました。

こんにちわの挨拶から、ロープレでしごかれましたが、このままロープレが一生続けば良いと思いましたが、とうとう外に出る日が来ました。
車は日産サニーバン、ひどく孤独に思いました。それでも先輩に泣きついて二日ほど前から、仕事の合間に慣らし運転に付き合って貰っていたので出発はスムーズに発進しました。出発前店長から「事故を起こすな、車の修理は店の利益を圧迫するから」と言われてプレッシャーを掛けられました。入社して10年もたちふてぶてしくなりましたが、思うと懐かしいです。