生鮮食品の長距離運搬を実現する冷凍輸送

海産物や食肉といった生鮮食品は、常温で輸送するとどうしても鮮度が落ちてしまいます。近距離であれば鮮度を保つこともできますが、長距離ともなると食材の品質が落ちてしまうのは避けられません。こうした問題を解決するのが冷凍輸送と呼ばれるものです。

輸送時に使われるトラックなどの車両に温度を管理する装置を取り付けることで、0度以下での輸送を実現しました。具体的には車両の荷台に断熱材を施し外気を遮断します。さらに-20度以下に庫内の温度を抑えられるよう、冷凍用の機械を装備しています。これにより長距離の運搬時でも庫内の温度を低く保つことができ、荷物の品質劣化を抑えることができます。

このように特殊な車両を使って運搬を行うため、冷凍輸送にかかる運搬費は通常のものよりも割高となります。しかし鮮度の落ちやすい食材を遠くまで運べるという利点は大きく、今では多くの販売店や業者から利用されています。輸送を依頼する業者を選ぶには、輸送時に適切な温度管理を行なっているかどうかを確認します。トラックの多くは扉の面積が大きく、荷物の出し入れ時に外気が入りやすくなっています。少しでも温度が上がると変化が生じるような食材にとってこれは危険です。きちんとした業者であれば扉を開け閉めする時間を短くし、一時的に庫内の温度が上がっても元の温度に戻すための装置を取り付けています。そうした業者なら安心して食材の運搬を委託できるでしょう。