遺品整理で高価なモノが出てきた時って困るよね

私の父の実家は東北地方にあります。
昔は結構な大きさの農家だったらしく、その地域では結構名前の知れた家でした。 
数年前、私から見て祖父にあたる人が亡くなりました。
父とその兄弟は実家を既に出ていたので、祖父が亡くなって土地と財産をそれぞれ分けようという話になりました。
祖父の家には昔ながらの大きな蔵があり、遺品整理の一貫として父たちはその蔵の中の物も処分することに。

厳重にカギをかけられていた蔵には子供は立ち入らせてもらえなかったそうで、父と兄弟たちも何があるのか知らなかったそうです。
蔵を開けてみたところ、大半は農具や生活用品だったのですが、中には骨董品や美術品もありました。
かなり手暑く保護されていた掛け軸があったそうです。
鑑定に出して見たところ、江戸時代のとある有名な絵師
の作品とわかりました。
掛け軸には数十万円の価値あり、さらに仏像や茶器といった骨董品と合わせると100万くらいの価値があるものが蔵の中から見つかったそうです。
遺品整理の結果大きな掘り出し物を見つけたのですが、困ったのはその分配。
物自体では価値の差が大きく、かといって先祖代々の家宝を売ってしまうのも憚られる。
結局のところ、地元の美術館に大半を引き取って貰ったと父は言っていました。
お金で分配すると兄弟間の遺恨にもなりかねないため、誰も得をしない方法をとったそうです。
遺品整理で高価なモノがあったからってラッキーとは限らないのですね。
確かに分配はシビアな問題かも。
これから益々こういったケースやトラブルが増えそうだな、と思った次第でした。